WebflowのSEO、初期設定のままだと損する|f2t.jpで実際にやった改善と効果

Written by
John Doe
公開日
2026-03-27

目次

「WebflowはSEOに強い」。

Webflowの公式サイトにもそう書いてあるし、海外のレビュー記事にもそう書いてある。間違ってはいない。Webflowは、ノーコードツールの中ではSEO関連の設定項目が充実している。

ただ、「SEOに強いプラットフォームを使えばSEOが強くなる」かというと、そんなことはない。

うちの会社(F2T)はf2t.jpをWebflowで運用していて、ブログゐ90記事以上公開している。その運用を通じて気づいたのは、Webflowの初期設定のままだと、SEOの基本的なところで損をしているケースがかなりあるということだ。

この記事では、f2t.jpで実際に改善した項目と、その効果を書く。

Webflowの管理画面のどこで何を設定するかの手順が知りたい方は「Webflow SEO対策の完全ガイド」を先に読んでほしい。スクリーンショット付きで全設定を解説している。本記事は「設定方法」ではなく「何を優先すべきか」と「やって何が変わったか」の話をする。

初期設定のまま放置していた7つの項目

f2t.jpを立ち上げた当初、Webflowの基本設定だけして公開した。その後ブログ記事を書くことに集中して、サイト全体のSEO設定を見直したのは半年後だった。

見直して気づいた「やっておくべきだった」項目を優先度順に並べる。

1. サイトマップの手動送信

Webflowはサイトマップ(sitemap.xml)を自動生成する。ここまでは良い。問題は、それをSearch Consoleに自分で送信する必要があること。

自動生成されているから大丈夫、と思って半年間放置していた。実際にはGoogleがサイトマップを認識しておらず、新しいページのインデックスに時間がかかっていた。

Search Consoleでサイトマップを送信した翌週、未インデックスだった12ページのうち8ページがインデックスされた。

やること: Search Console →「サイトマップ」→ https://自分のドメイン/sitemap.xml を送信。1回やれば終わり。新規ページを大量に追加した場合は再送信。

2. ページごとのメタディスクリプション

Webflowでは、各ページの設定パネルでメタディスクリプションを個別に書ける。しかし、CMSで大量のブログ記事を公開すると、ここを空欄のまま公開してしまいがちだ。

f2t.jpでも、初期の30記事ほどでメタディスクリプションが空だった。空の場合、Googleが本文から自動抽出するが、それが必ずしも魅力的なスニペットになるとは限らない。

メタディスクリプションを全記事に追加した後、Search Consoleで確認すると、対象ページのCTR(クリック率)が平均で0.3〜0.5ポイント改善していた。劇的な変化ではないが、全記事に波及するので累計の効果は大きい。

やること: CMS → 各記事のSEO Settings → Meta Description を120文字以内で記入。「この記事を読むと何がわかるか」を一文で。

3. OGP画像の設定

TwitterやFacebookでリンクを共有したとき、サムネイル画像が表示されなかったり、意図しない画像が出たりする。これはOGP(Open Graph Protocol)画像の未設定が原因。

直接的なSEO効果はないが、SNSからの流入やブランドの信頼性に影響する。検索結果に画像が表示されるケース(Google Discover等)でも、OGP画像が利用されることがある。

やること: 各ページの設定 → Open Graph Settings → 1200x630pxの画像を設定。CMSの場合、テンプレートでサムネイル画像をOGP画像に動的バインドできる。

4. ページ速度の最適化(画像)

Webflowは画像を自動でWebP変換してくれる。ただし、アップロードした元画像が大きすぎると、変換後も重い。

f2t.jpで PageSpeed Insights を計測したとき、モバイルのスコアが52点だった。原因の大半は「適切なサイズでない画像の配信」。

対策は単純で、アップロードする前に画像を適切なサイズに縮小する。ブログのサムネイルなら1000x1000px、本文中の画像なら幅1200px以内。これだけでモバイルスコアが52→78に上がった。

やること: 画像アップロード前にリサイズ。既存の画像もDesignerで確認し、不要に大きいものは差し替え。

5. 301リダイレクトの設定

URLを変更したとき、古いURLから新しいURLへの転送(301リダイレクト)を設定しないと、被リンクの評価が失われる。

Webflowにはリダイレクト設定画面がある(Project Settings → Hosting → 301 Redirects)。が、URLを変えるたびに手動で追加する必要がある。

f2t.jpでは記事のslugを3回ほど変更したことがあったが、リダイレクトを設定していなかった。Search Consoleの「ページ」レポートで「見つかりませんでした(404)」が10件以上あったのはこれが原因だった。

やること: slug変更時は必ずリダイレクトを追加。定期的にSearch Consoleの404エラーを確認。

6. 構造化データ(JSON-LD)の追加

Webflowは構造化データの自動生成に対応していない。FAQ、HowTo、Articleなどのスキーマを検索結果に表示させたい場合、カスタムコードで手動追加する必要がある。

f2t.jpではブログ記事にArticleスキーマを追加した。リッチスニペット(著者名、公開日、画像の表示)が出るようになり、検索結果での視認性が上がった。

ただし、構造化データの追加でCTRがどれだけ改善したかは、明確に数値化できていない。体感では改善しているが、他の施策と時期が重なっているため、純粋な効果は分離できない。

やること: CMSテンプレートのカスタムコード欄にJSON-LDを追加。具体的なコード例はWebflow SEO対策の完全ガイドに記載。

7. 内部リンクの設計

ブログ記事が増えてくると、内部リンクの設計が重要になる。関連する記事同士をリンクで結ぶことで、Googleのクローラーがサイト構造を理解しやすくなり、読者の回遊率も上がる。

f2t.jpでは当初、記事末尾に「あわせて読みたい」として3〜5本のリンクを置いていた。が、その選定が機械的だった。全記事に同じリンク先が入っていたり、テーマと関係ない記事へのリンクがあったり。

改善として、各記事の内容に合った内部リンクを手動で選び直した。「この段落の文脈で、読者が次に読みたくなる記事はどれか」を基準にして、本文中にも自然にリンクを挿入した。

結果、GA4で確認すると、ブログ記事のページ/セッション(1回の訪問で何ページ見たか)が1.4から1.9に改善した。

やること: 記事ごとに内部リンクを見直し。末尾だけでなく本文中にも関連記事へのリンクを配置。

Webflow固有のSEO上の注意点

上の7項目はどのWebサイトでも当てはまる話だが、Webflow特有の注意点もある。

webflow.ioのサブドメインが残る問題

Webflowではカスタムドメインを設定しても、プロジェクト名.webflow.io のサブドメインが残る。このサブドメインがGoogleにインデックスされると、重複コンテンツの問題が発生する。

対策は、Webflowのプロジェクト設定で「Disable webflow.io subdomain」を有効にすること。これを忘れると、同じ内容のページが2つのドメインでインデックスされてしまう。

CMSのslug自動生成

WebflowのCMSは、タイトルから自動でslugを生成する。日本語タイトルの場合、URLエンコードされた長い文字列になることがある。

slugは手動で英語のkebab-caseに書き換える。ga4-report-automation-n8n のように、内容がわかる短い英語にする。

ページのnoindex設定

公開すべきでないページ(テストページ、未完成の下書き)には、noindexを設定する。Webflowの各ページ設定の「SEO Settings」→「Exclude this page from search engine results」で切り替えられる。

完全ガイドとの使い分け

本記事は「何を優先して、何が効いたか」の実践記録だ。「管理画面のどこで何を設定するか」を一つずつ確認したい場合は「Webflow SEO対策の完全ガイド」を使ってほしい。

知りたいこと読む記事
設定画面の場所と手順完全ガイド
何を優先すべきか本記事
JSON-LDのコード例完全ガイド
改善の効果(数値)本記事

やった順番と振り返り

f2t.jpでは、上記の7項目を以下の順番で改善した。

  1. サイトマップ送信(5分で完了、効果大)
  2. ページ速度の画像最適化(2時間、効果大)
  3. メタディスクリプションの追加(全記事で3時間、効果中)
  4. 301リダイレクトの設定(30分、損失防止)
  5. OGP画像の設定(CMSテンプレート化で1時間、間接効果)
  6. 内部リンクの見直し(全記事で5時間、効果中)
  7. 構造化データの追加(テンプレート作成2時間、効果は未確定)

合計の作業時間は約14時間。1〜2週間に分けて実施した。

振り返ると、1と2は即座にやるべきだった。作業量が少ないのに効果が大きい。逆に7(構造化データ)は、効果が見えにくいので後回しで問題なかった。

WebflowのSEO設定は「やれば効くが、やらなくても気づきにくい」ものが多い。だからこそ、一度まとめて確認する時間を取ることを勧める。半日あれば、主要な項目は全てカバーできる。

Webflow自体の選び方や他のプラットフォームとの比較は「Webflowとは?特徴と導入メリット」で解説しています。

あわせて読みたい

Relation

関連記事

This is some text inside of a div block.

YouTube運用にAIを導入して分かったこと――効率化できる部分と、できない部分の境界線

This is some text inside of a div block.
7 min read
This is some text inside of a div block.

WordPressからWebflowに移行して半年。正直な感想と移行判断のチェックリスト

This is some text inside of a div block.
7 min read
This is some text inside of a div block.

Webflowとは何か — 使い始めた初日に知りたかった10のこと

This is some text inside of a div block.
7 min read
This is some text inside of a div block.

WebflowとWordPress、どちらを選ぶ?制作現場の判断基準を解説

This is some text inside of a div block.
7 min read
This is some text inside of a div block.

WebflowのSEO、初期設定のままだと損する|f2t.jpで実際にやった改善と効果

This is some text inside of a div block.
7 min read
This is some text inside of a div block.

Webflowの料金プランを日本円で比較|用途別のおすすめと選び方

This is some text inside of a div block.
7 min read

現在【毎月先着5社様】限定無料相談受付ます

大変申し訳ありません。私たちのリソースには限りがあり、一社一社に質の高いサービスを提供するため、現在【毎月先着5社様】限定で、この特別な条件(全額返金保証+無料相談)でのご案内とさせていただいております。

さらに、今このページをご覧のあなただけに、無料相談へお申し込みいただいた方限定で、通常5万円相当の【競合サイト分析&改善提案レポート】を無料でプレゼントいたします。

枠がすぐに埋まる可能性がありますので、お早めにお申し込みください。

プライバシーポリシーに同意し、まずは無料相談をおこないます
Thank you! Your submission has been received!
Oops! Something went wrong while submitting the form.